つかれました

今週に入ってから仕事が死ぬほど忙しくなった。急に何なんだ?自分で進めていく新しいタイプの仕事もあり、たのしみたいけどそんな余裕がない。新しく任された案件の納期が全部とても短い。月曜から9時〜10時に出勤して、だいたい毎日22時から23時に帰っていてめちゃくちゃ眠い。家は掃除できてないし洗濯も溜まってるし、ご飯も作れてなくてめちゃくちゃで最悪。でも仕事はたのしい。結婚してなければ夢中でのめり込んだと思う。今日はお義父さんの命日で、そんな日に23時過ぎに仕事が終わったのがかなしい。もっと夫と過ごしたい、ゆっくり寝て、本を読んだり自分の作りたいものをつくる余裕が欲しい。脳のキャパが終わってるから、毎日アニメとTwitterしか見ることができない。こんな生活ずっとは無理だと思っている。いつかはやめるだろうとぼんやり思ってる自分がいる。は〜

ファン心理について

今の会社は半年くらい前に入ったばかりだが、おそらく会社の人にどんな人なのか全然わからないと思われてそうだし、今までも結構そうだった。面接でもよくどんな人かわからないと言われるんだけど、自分でも自分がどんな人かわからないし受け取ってもらった印象のままでいいと思っている。放置しすぎなんだろうか。だから今までは無意識に死ぬほど明るく振る舞ってとっかかりを作ってきたように思うが、もう他人のためにエネルギーを使うのが結構ダルいのでなんにもしなかった結果、謎の人になっている。ちょっと困ることもあるが、わりとどうでもいいのかもしれない。端的に言えばコミュ障なんだと思う。

その流れで会社の人に「すきな有名人とかいないの?」と言われた。わたしは私生活や嗜好が見えにくいらしい。「いないです」と答える。わたしはいままですきな有名人がいたことがない。ジャニーズにもハマったことがない。顔が好きだな〜とかはあるが、いわゆる「推し」がいる人のようにその人が輝いているとわたしも頑張れると思った経験はない。いままで「すきな有名人」を聞かれて誰も思いつけず、なんで誰もすきになれないんだろうと悲しく不思議に思い、常にうっすらそれについて考えていた。

先日、とても久しぶりにすごく気になるひとができた。偶然見つけたブログで、その人のTwitterのアカウントも見つけ、わたしは久しぶりに静かに興奮した。Twitterをフォローしたらフォローし返されてドキドキしたり一回だけ勇気を振り絞りリプライを送ったりした。その人は昨日、新しいアカウントを作りましたと告知をしていた。即見に行くと鍵がかかっていてフォロワーはまだ10人、しかも相互フォローだった。今見ているアカウントよりさらに私的(もともと整理されているがかなり感情を詳細に記録してくれるタイプの人で、わたしはそこが大好き)なものらしく、すごく迷ったがフォローした。するとすぐにリフォローとリプライがきた。わたしはふとんのなかで「わっ」と声に出た。

 

ここまでの経緯があり、わたしは自分のファン心理を完全に理解した。わたしは誰かのファンになるとき、かならず入り口が散文なのである。だから、見た目がすきなだけでも作品がすきなだけでもダメなのである。その時点ではまだわたしはその人の見た目が好みなだけだしその作品のファンに過ぎないし、そこまで追いかける気にはなれない。パーソナルなものがその人の言葉で語られているとき、はじめてわたしは誰かのことをすきになるんだと理解した。だから対談も大好きだし、エッセイも大好きだ。でもエッセイストのファンになれないのは、もっと感情をさらけ出した生々しいものを見れないと信頼できないからなのかもしれない。信頼とはこの人がこの世に根ざしていることや、この世界に同時に存在している実感みたいなものだと思う。結局、わたしは誰かの一面をつまみ食い的にすきになるのは得意だが、すべてをひっくるめて応援できるような愛の人ではないということかもしれない。悲しいね。

 

でも恋愛はまた別なのが不思議。対面とバーチャルの違いってものすごい力の差があるなあ〜

コテンというひとたちのラジオを最近聴いていて、すごい面白いので夢中になっている。すぐ影響を受けて、勉強した〜いとか思っている。ガンディーについて詳しく知りたい!

 

 

ZUTA-BUKURO

人身事故で普段と違う電車に乗って会社に向かっている。土曜日、渋谷をふらふらしていたらイヤホンを落とした。しかもワイヤレスじゃなくて、ちゃんと有線のやつ。有線のイヤホンって普通落とさなくない?これでもうしばらく音楽も聞けないし、なんとなくついででTwitterのアプリもシュパッと消した。精神的森の中で静かに暮らす。Twitterを毎日見ていると、自分の中で言葉が生まれるより先にいろんなものが流れ込んできてとてもつかれるので、やめた。そのかわりに、ニュースをみることにした。なんか最近とても疲れている。たぶん、やらなきゃいけない作業がいつもすぐ隣にあるのを無理やり無視していて、それに体力を奪われている。

 

自分が何をおもしろいと思って何を美しいと感じるのか、最近よくわからない。あと、ひとのこともわからない。どんなこと言えばいいのかが、いつもわからないから黙ってることにする。

プランB

 

ほんとうはこのように生きてみたい、ほんとうはこうすることもできたはずだ、というプランBを提示し非現実に浸る隙をつくってくれるのがアニメだ、というのを宮崎駿のインタビュー集で読んだ。それからというものプランBについてぼんやり考えることが続いており、そもそもこのプランBは不透明度10%くらいの薄さで日常に敷かれているぼんやりした妄想だというのにも気づいた。

 

わたしのプランBは、手づくりの生活だ。家はもともと家族が持っていた土地に建っていて自分で改装したおうち。田舎で美しい場所。川か海が近くにあるといいなあ。窓が大きい家にしたくって、建築家のひとと相談してつくったおうちだから日当たりばっちり。仕事はフリーのデザイナーで月収は月20万円に満たないけど、必要経費は月10万円も行かない。近所の人と野菜を分け合ったり。

朝ははやく起きて庭の面倒を見て野菜を収穫して、それでご飯を食べて、食器も手作りや人にもらったものを使っている。割れたら金継ぎ。犬のごはんも用意する。家族の写真や友だちの絵、子どものはじめて書いた文字が飾ってある。テーブルももしかしたら自分でやすりをかけてつくる。椅子も。誰かがつくったものをもらってもいい。イームスやらミッドセンチュリーのビンテージ家具と自分で作ったものやもらったものが混ざりあってる。お洋服やなんかは買ってもいいかもしれないけど(わたしはたぶん洋裁だめです)、ビーズを組み合わせてブレスレットをつくったりするのもいいなあ。お菓子を作ったりもする。というか自分で作ったほうが安いのでそうする。最近はプリンに凝っている。プランAの今より文章を書く。ブログをしこしこひとりで更新している。エッセイとか小説とかまた書きたいなあ、読書会に定期的に参加したり。もちろんデザインもやる。カレンダーをつくったり、友だちとクリスマスにポスター作って交換したりもっと遊びながらつくる。

 

生活にひとの気配ができるだけした方がおもしろいと思ってるのかもしれない。そのひとの考え方とか、癖とかが見えた部屋のほうがおもしろい。あとはずっと海の近くに住みたいなと思っている。地元が鎌倉のひとの海のそばの子ども時代に憧れがある。京都の大学生にもすごく憧れたし水のそばで暮らしたいのかもしれない。ていうかプランBで京都精華大にいくのもありです。

愛の日々

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九時に会社が終わって音楽も聞かずにぼんやり家に帰る、今日は夫が家にいなくて、ひとりだしなんかふやけた気分でぽやぽや帰路に着く、ほんでふらりと閉店十五分前のスーパーに入る。お惣菜のからあげが半額でうれしくなる。魚を見たらしゃけが半額で、明日の夫のことを考えてしゃけも買う。お魚は半額のときしか買わない暗黙のルールがある、半額のしゃけはレアなのでうきうきする。夫に報告して、夫もちょっとはしゃいでいる。家に帰ってすぐシャワーを浴びて、プロテインと青汁と豆乳の謎汁と半額のからあげを食べる。健康なんだかなんなんだかわからない。ベジミートの唐揚げが家にあったからそれにすればよかったかもしれない(結構おいしい)。生活ってかわいい。

ふえ〜ん

ひさしぶりの友だちと会うたびに、相手のリズムがわからなくなっている。というか、自分のリズムがあまりにも夫と一緒にいるときのそれになりすぎていて、もういまさら他のテンポへの合わせ方がわからなくなっている。こうやって大人は友だちが減っていくのかもしれない。自分が最適化された位置からどんどん動きづらくなっている。

人と会うと自分が喋りすぎていると感じる。ていうか、想像以上にみんな自分の話をしないのに会って30分くらいで気付いて、いつも自分とばかり話をしているから現実の勝手が違いすぎて合奏で一人だけ音がはみ出たようになる。そんで、みんなにもっと自分の話をたくさんしてほしいといつも思う。わたしが自分の話をたくさんするから、その場にいない誰かの話をしても仕方ないから。でも友だちというのはわたしが考えているより実際はいつももっとラフで話し合いがなされないものだ。自分がものすごく頭が固くてめんどくさい年寄りのような感じがして、みんなに申し訳なくなった。聴きたい話を質問しているんだけど、もっと投げられたものをキャッチしたほうがいいのかもね。ものすごく頑張る子とひさしぶりに会って、当時の携帯販売のアルバイトの話を聞いたら、携帯を売るとインセンティブが結構もらえていたらしい。あまり自分の人生でお金が強い動機になったことがなく新鮮な気持ちで聞けた。別の友達は食べたアボカドのタネを土に刺しといたら芽が出て、大きくなるのが楽しみな話や一週間に一回のプラスチックゴミを捨てる日が楽しみで一週間頑張れてる話をしていた。わたしもずっとそうなりたいって思っていたような気がした。そんなふうに生活をしみじみと愛したいよ、もうなんかヘトヘトって感じで、今一番つらいのは夜ご飯を毎日考えなければならないことです。でも夫がほぼ冷食のお弁当を持っていって「ありがとね」ってうれしそうにしてると悲しくなっちゃう、すきなんだねえ

 

本も読みたいけど、デザインもしたいけど、って思って時間が過ぎてる。わたしが持ってる時間の袋には、その代わりに何が詰まってるのかいつもわからなくて行動日記をつけたりしていたけど飽きた。大概掃除やら洗濯やら料理やらをしてすこし休憩したりすると朝の時間は終わり。帰ったらシャワーを浴びてプロテインを飲んで寝て終わり。それを週五回。生きてるとは?

きょうのトピック

①銀行でお金について質問する

いい大人は各保険控除枠に合わせて預金の代わりに貯蓄型保険をかけ、それと平行でNISAなどで預金を運用して増やしてもいるということを知る。マジでみんないつ大人になった?

 

②夫のくれたアホアホなTシャツを着ていく

かわいい元気オレンジのナイキのTシャツ、会社の子にほめられてハッピーをくれました

 

③そろそろ人事面談

リモートはつよい気持ちがあればできることがわかったので勇気を出す。わたしはデザインしたいけどたくさん働きたいわけではない!