今年のテーマは「おとなになる」だなあ、と今年が半分終わって感じはじめたので、今週は積立NISAとじぶん積立についてそれぞれ金融機関に相談の予約を入れた。お金と時間を、せめて人並みくらいに管理できるようにならねばならぬと常々思っている、ほんとにずっとできない!

明治安田生命の相談窓口は東京駅が一番近かったので仕事の前の朝九時に予約。久しぶりに丸の内を歩いたら、もうすべてがきらきらに輝いて、すばらしい一日が始まりそうな予感で満ちていた。美しい場所にいるとかなり浄化されるタイプなので、働く場所や自分が身を置く場所についてもっと吟味したい、そのような力を社会的に持ちたい(お金)

明治安田生命の相談窓口は古い建物の中で、建築に疎いのでよくわからないけどアールデコというか、海外の文化が日本にやってきたころのような装飾たっぷり趣きたっぷりの場所だった。貴族のダンスホールのような天井が高くて広い場所にミスマッチすぎる事務的な仕切りのカウンターが並んでいた。お姉さんに保険について説明されるうち税という仕組みにも軽く触れるシーンがあったのだが、ほんの少し明かされた情報だけでわたしが今まで税という制度に支配され金を垂れ流していることに気付き愕然とした。おそらくこのようなルールが無数になんのお知らせもなく適用されているのだろう。絶句………。全然稼ぎないけど、マジで節税するぞという熱い気持ちになる。お金の知識がないから搾り取られてるんだよなぁきっと、自分でもわかるけど性格上、行政的なやりくちとの相性悪すぎる。細かいルールとか法の抜け道とか全くわからないタイプなので、お前らのルールでバトルしてやんよ!という少年ジャンプのノリで税へのモチベーションが上がっている。

 

今わたしがしたい生活は夫とたくさん時間を過ごすこと、家族にも顔を二ヶ月に一回は合わせること、友だちとたまにおしゃべりしたりすること、いつか余裕ができたら犬を飼って大切に育てること、うつくしいものに囲まれて過ごすこと、でもその全てを支えるのがお金であり、お金には税というゲームの難易度を上げるルールが課せられているのだ………